競売は任意売却よりも長く住めるから得する
2020年05月31日
質問:住宅ローンが払えないのですが、任意売却をすると売れたら早く退去しなければならないと言われました。競売なら家賃を払わずに6ヶ月以上住み続けられるので任意売却をするか競売にするか迷っています。任意売却と競売はどちらが得なのでしょうか?

目先の住居費用とゆとりのある新しい生活。どちらを選びますか?
住宅ローンが払えなくなって、リースバック・親族間売買等の選択肢が無い場合は任意売却か競売のどちらかで自宅を処分する事になります。
自宅が競売を申し立てられている状態は住宅ローンの返済はストップしているので住居費は掛かりません。
この事から人によっては無料で数か月住んでいられる競売を選択する場合もあるみたいですが、間違った認識でいると大きな過ちを犯す事になりますので注意が必要です。
最初に申し上げますと、少し厳しい表現ですが住居費が掛からないから競売を選択するなら自己破産を覚悟した方が良いです。
なぜなら、競売を申し立てられてから長く住むという事は遅延損害金が増やす事になります。住宅ローンを滞納しての遅延損害金は数か月間の家賃とは比較できないくらいの大きな金額が競売で売却決定になるまで発生し続けます。
その遅延損害金は競売で債務額の全額完済できない限り競売後も債権者から請求されます。
競売と比べて、任意売却で自宅を売却すれば競売よりも早く自宅を引渡して引越しをする事になります。
そのため、無駄に遅延損害金を増やす事もなく、競売よりも高く売却して返済しているので売却後の残債務の返済の負担も少なくなります。そして、自己破産をする可能性も低くなるので法律事務所に払う費用負担もなくなります。
多額の遅延損害金と残債務の競売
最小限の遅延損害金と残債務の任意売却
どうでしょうか?目先の住居費と売却後の新しいゆとりのある生活。任意売却と競売のどちらを選択すれば良いかは難しい事でないと思われます。

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