銀行に「任意売却はできません」と言われた
2020年05月16日
質問:住宅ローンの返済が厳しいので銀行に任意売却で自宅を売却したいと伝えたら「任意売却はできません。住宅ローン全額を完済しなければ売却は認めません」と言われました。どうすれば任意売却できるのですか?

銀行に任意売却をしたいと伝えても断られます
住宅ローンの返済が難しくなり自宅を売却する際、借入先の銀行の窓口に行って
「住宅ローンが払えないので任意売却をしたい」
と伝えても銀行は
「住宅ローンの残債額を全額完済しなければ抵当権は抹消しません。任意売却はしません」
と言われます。
厳密に言うと銀行は任意売却をする権限がありません。
任意売却の交渉・協議をするのは保証会社・サービサー
通常、住宅ローンはネット銀行や一部の銀行以外は保証会社の保証付きの融資となっています。万が一、債務者の返済が滞った時に保証会社が銀行に代位弁済をして期限の利益を喪失した時点で一括返済を請求します。
この代位弁済が行われた時点で保証会社と任意売却の協議・交渉が可能となります。
住宅金融支援機構に関しては保証会社がありませんので、サービサーといわれる債権回収会社が任意売却・競売申立て等の債権回収業務を行います。
上記のように、任意売却は滞納・期限の利益の喪失・一括返済等を経て保証会社・サービサーと交渉・協議をして行うので、銀行の窓口・担当者に任意売却を意向を伝えても対応する事はできませんので注意しましょう。

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