新型コロナのゼロゼロ融資
2021年11月27日
新型コロナのゼロゼロ融資の返済で困っていませんか?
今回は「新型コロナのゼロゼロ融資」のお話です。
昨年から新型コロナウィルスの感染拡大の影響で業績が下がってしまった中小企業に
金融機関が無利息・無担保・返済猶予の多額の融資が実行されました。
私はこの融資について「コロナ融資」と言っていましたが、
先日、ネットニュースで「ゼロゼロ融資」として関西地方の倒産件数や各業界について報じていました。
私の取引先の法人でも通常では借入できないような額を「ゼロゼロ融資」で実行している事を多く聞きます。
なかには、一か八かの融資で
「返済できなければ倒産すればいいんだよ」
と言っている方や
「取り敢えず借りるだけ借りて必要なくなったら全額完済すれば大丈夫だ」
なんて方もいました。
数百万~数千万円の融資で一か八かの申込で審査が通ればラッキー的な融資はリスクがあると思うっているのは、私だけでしょか?
返済猶予については、猶予期間が1年の企業は返済が開始されている時期ですし
来年以降は多くの企業の返済開始が予想されます。
来年以降に返済開始される多くの企業が延命・倒産覚悟で融資をされていて返済不能になった場合は
コロナショックではありませんが、何らかの金融ショックがあるのではと懸念されます。
コロナが終息すれば通常の生活が戻ると誰もが願っていると思います。
しかし、コロナ前の状況になったり業績が上がるとは限りません。
どうにもならないようになった時にに考えれば良いと思っていても、予想以上に状況が悪化した時には思い通りにならなくなってしまうのが会社経営です。
会社を終わらせる事は大変なエネルギーが必要です。
当センターは、任意売却を通じて多くの企業の倒産・廃業の現場に立ち会ってきました。
代表の方から聞く言葉は、
「誰にも相談できなかった」
「弁護士に相談したけど破産するしかないと言われた」
皆さん、悩みに悩んで思考回路がパンク寸前の方ばかりです。
確かに「破産」「倒産」しか道は無いのかもしれません。
当センターは、その最後の覚悟に寄り添うサポートをできればと活動しています。
当センターは提携法律事務所・司法書士事務所からの協力体制を整えてサポートをお約束します。
1人で悩まずご相談下さい。

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