離婚による住宅ローン返済問題
2020年11月17日
離婚による住宅ローン返済問題。リスクを先送りしていませんか?
最近、離婚による住宅ローン返済問題のご相談が増えています。
ご相談の内容で多い順番では
1.離婚後にも養育費として住宅ローン返済続ける
2.離婚後、住宅ローン返済していたが払えない(払いたくない)
3.離婚をする予定だが住宅ローン返済中の不動産について
1番目の「離婚後にも養育費として住宅ローン返済続ける」は圧倒的に相談内容でトップです。
こちらの相談内容の多くは
「滞納しないで払い続ければ問題ないですよね?!」
「元夫が養育費として払うと言ってるから大丈夫ですよね?!」
といった質問というよりは結論が出ている確認といった内容です。
率直に申し上げますと、
「滞納しない」「問題ない」「大丈夫です」
とはお答えできません。
将来のリスクの有無については誰にも分かりませんし予想はできません
敢えて言える事は
【離婚したのに不動産・お金で繋がっている】
状況に対してリスクを先延ばしにしているだけと感じます。
離婚した赤の他人と賃貸契約もしないで住み続ける、又は住ませ続けるリスク
以前、ご相談者(元夫)が破綻寸前で売却したいと伝えてから数年間住み続けた元妻というトラブルもあります。
因みに離婚時の条件で子育て中は住み続けるが売却を申し出たら協力するという事を口約束していたそうです。
離婚した直後は情もあるでしょうが、時間が経過すれば赤の他人です。
困っていても聞く耳を持たず自宅を引越しもせずに平然と生活をしているという事が現実です。
最終的には、ご相談者(元夫)が裁判を起こして退去させるという残念な結果になってしまいました。
離婚をする時は結婚する時よりもエネルギーが必要といいます。そのような大変な時に不動産売却が伴い、しかも住宅ローン・現金という問題があるとその場しのぎの対応で終わらせてしまう。
その数年後に大きなトラブルになる可能性が秘めている事を知っていて見て見ぬふりはリスクが大きくなる事を覚悟しておきましょう。

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